植物育成用LED

  • 価格と性能を兼ね備えた植物育成用にカスタマイズされた弊社プロデュースのLEDです。
  • 品目ごとの最適な照明本数や配置レイアウト、照射時間など全体的なアドバイスも行います。
LED商品に関する詳細情報や費用について【クリックすると記事が開きます】

植物工場における光源の種類(高圧Na、メタハラ、蛍光灯、LED)
光量を測定する際に使用する単位PPFD(μmol)について解説

リーフレタス栽培を設計する際、必要となるLEDの光量、本数、費用、設置間隔。
リーフレタス同士の株間(定植距離)や収穫量を計算するために必要な情報を解説。

植物工場を設計する際、蛍光灯とLEDの導入費用(コスト)に関する詳細データ
植物工場向けLEDを選定する際の注意点(光量や問合せ方法など)について解説

特徴について
① あらゆる植物の生長に最適な光波長を含む植物育成用LED
② 広い栽培面に対して均一に照射できます(=歩留り率UP)
③ 日本・世界中の植物工場にて導入実績をもつ品質の高さ

本LED製品が持つ光波長域

植物の光合成に必須とされる光波長(赤色660nm付近青色450nm付近)だけでなく、その他の波長域も幅広く含むことで(太陽光に近い光を放出)、リーフレタスだけでなく、ハーブや果菜類(イチゴ)など、幅広い植物の生育に対応することができます。

植物育成用LED白色系
・作業性を重視した白色系
・波形バランスが良く、全野菜の栽培に向いた波形

赤色系
・植物の光合成に有効な赤色660nm付近(630~670nm)をカバー
・植物の光合成を促進する光質
・葉物野菜の生長に最適な波長

青色系
・植物の光合成に有効な青色450nm付近(440~460nm)をカバー
・薬用植物や特殊な植物の生長に最適な波長
・ビタミン、ポリフェノール量の向上に寄与(栄養素・機能性UP)


製品仕様詳細

蛍光管型-T10】【G13口金
・入  力: 90V~264V 50Hz/60Hz 1A
・消費電力: 20W±15%(17.5W~23.6W)
・重  さ: 370g±50g
・長  さ: 1198 (±2) mm
・サ イ ズ : Φ30 X 1210 mm
・L E D 数: 126 pcs

*幅広い光波長域を含む本製品は、太陽光に近い光を放出します。
*蛍光体により、様々なLED光質の選択(光波長の相対分光量)がオプションにて可能。
*口金はG13なので、市販器具にて装着対応が可能


お問い合わせの多いQ & A

赤・青波長だけのLED商品より、本製品(白色LED)の方が良いのでしょうか?

植物育成用でも「白色」「赤、青の単色/混合」のLED商品が多く販売されております。それぞれにメリット・デメリットがあり、価格と性能のバランスを考慮に入れる必要があります。

光合成に必要となる「赤色660nm付近」「青色450nm付近」をピンポイントに照射することで、効率よく野菜が成長する場合もあります。特定の時期に強光・青色波長を高めることで機能性UPをはかることもできます。

弊社の白色LED製品でも、光合成や機能性UPに最低限、必要となる光波長が含まれており、低価格化を実現しております

LED導入の目的(商業生産、研究用途、店舗併設型、障がい者雇用など)や生産する野菜の品目によっても異なりますので、場合によっては「赤、青の単色/混合」のLED商品を弊社より提案する場合もあります。

生育面以外にも、白色のメリットはあるのでしょうか?

赤・青波長のみのLED商品の場合、植物の葉が人間の目には黒く見えます。そのことで、植物の生育不良や病気の発見が遅れる場合もあります

一般消費者向けのショールームでは、白色LEDの方が野菜が美味しく見えます。作業員(特に障がい者は影響を受けやすい)が長時間、赤・青波長のみを見続けることで、気分を悪くする場合もあります。

試験栽培を行うため、無償サンプル提供は可能でしょうか?

無償サンプル提供は行っておりません。本LED製品は国内外で多くの導入実績があり、弊社でも多くの試験栽培データを保有しておりますので、必要の際には事前に提供いたします。

ただし、試験栽培用のサンプル購入は1本から可能です。全体的なアドバイスを含む、基本的な販売ロットは10本単位をお願いしております。

商品保証は?交換年数は?

設置時における初期不良のほか、3年間は無償で交換いたします。1日16時間を照射する植物工場施設の場合、実績ベースで6~7年で交換しております。

国内における導入実績は?

レストラン・ホテルの店舗併設型、大学研究機関、民間企業による大型生産施設など多数ございます。具体的な事例は、お問合せ頂いた企業様に個別にお知らせ致します。

LED素子のピッチ調整により
栽培面の照度を均一化

以下の2つの照度分布図(3,965mm X 1,350 mmの面積)は、高さ25cmに33本を並べて比較したもの。どちらも同条件にて、1本20Wを33本並べた状態にて光量を測定しております。

 

①他社LEDの場合:

光量のバラつき割合40%

同条件にて他社の植物育成用LED商品を測定したところ、中心部にのみ強い光が集中し、栽培面に対して均一照射ができていません。

平均光量200μmolを1にした場合、栽培面積に対して光量のバラつき度が40%も発生しています。つまり、植物を並べて定植した際に、生長が良い株と悪い株が発生し、歩留り率の低下につながります

 

②本LED製品の場合:

素子のピッチ調整により均一照射を実現

植物育成用LED

本製品は126個のLED素子があり、植物の生長・歩留りが悪い両端部分にLED素子の間隔を密集させることで栽培パネルに対して均等照射を実現=歩留り率向上につなげております

その他、故障しやすい部分に簡易・防水処理、オフィス家具で利用する汎用品の留め具にて設置できます。また、片側給電となっており [留め具(汎用品)、片方の電源ソケットと配線工事]のみで設置工事・点灯することができます

購入の際には、LED本体だけでなく、特別な設置器具の有無や工事手間などトータル費用を考慮に入れることが重要となります。


 

販売価格について

  • 1本あたり5,000円~7,000円前後にて販売しております
  • 発注ロットによって、最大30%割引が可能です
  • 10本以上からの購入をお願いしております。
  • 試験栽培用のサンプル購入は1本から可能です。

設備プラントのサイズ・目的・栽培品目を伺いながら、最適な照明本数や配置レイアウト、照射時間など全体的なアドバイスも可能ですので、お気軽にご相談下さい。

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