人工光型 | 講義セミナー

※ 本講義は現在、全てオンライン講義での対応となります
人工光型・植物工場 講義セミナー

人工光型・植物工場にて黒字化が可能な最適規模・栽培品目・採算性。研究開発する上での有望テーマ市場など、あなたの疑問にお答えします!
近年では、大手企業や食品・小売分野からの参入も増えており、市場拡大傾向にある植物工場。野菜の生産・販売事業では、全体の6割が赤字である一方で、小規模であっても栽培品目や事業モデルの差別化により、規模に関わらず黒字化を実現する企業も出現しています

・リーフレタスなどの葉野菜を生産する場合、採算性のあう施設規模はどの程度なのか?

・実際の黒字化事例は?黒字化までに必要な期間や注意点は?

・レタスやベビーリーフ等の細かい採算性シミュレーションやランニングコスト内訳を知りたい。


本セミナー講義について

  • 植物工場について、効率的な情報収集ができます(あなたの疑問にお答えします)
  • 経営・マーケティングを中心とした講義となりますので、新規事業・経営企画部から研究開発部まで、幅広い方を対象にしております
  1. 講義プログラム①「人工光型植物工場における市場動向と企業分析」
  2. 講義プログラム②「人工光型植物工場における収支計算」

 


あなたの疑問にお答えします

● 講義プログラムを選択の上、事前の受講シートに記載された内容に関連する情報を追加・修正した形で講義を行います

● 事前の受講シート:どういった内容を中心に講義してほしいのか。例えば、補助金情報が知りたい、海外進出を検討しているので、海外市場を中心に知りたい等、具体的な質問に対しても、できる限り講義に反映させます。

 


申込方法

申込用紙に必要事項をご記入の上、事務局までご連絡下さいませ。
(FAX) 050 – 3737 – 1232 / (E-mail) info[@]innoplex.org

講義プログラム(PDF) 申込書(Word) 申込書(PDF)
 


人工光型・講義プログラム

講義プログラム①「人工光型植物工場における市場動向と企業分析」

人工光型植物工場について、日本は世界のトップリーダーとして高度な技術を保有しています。全国の稼働施設数としては34カ所(2009年)から187カ所(2020年)に拡大し、近年では大手企業や食品・小売分野からの参入も増えており、市場拡大傾向にあります。

野菜の生産・販売事業では、全体の6割が赤字である一方で、規模に関わらず黒字化を実現する企業も出現しています

本プログラムでは、人工光型植物工場を活用した各テーマに関する市場動向や最新事例、黒字化要因について解説・分析するとともに、グローバルな情報をもとに、各企業が進むべき方向性・事業戦略について考えます。

 


講義プログラム②「人工光型植物工場における収支計算」

専門家は、施設の高さと床面積、栽培作物の情報だけで収量、売上高、雇用人数やランニングコスト等の概算を計算することが可能です。

さらに採算性シミュレーション雛形(エクセル)を利用すれば、事業計画書の作成が容易になり、様々な条件下における利益率を算出することができます

本プログラムでは、生産規模や生産品目、海外資材への切り替えなどを行った場合等、様々な条件下における計算を行い、収支計算表へ実際に数値入力し、シミュレーションを行うことで事業性の比較検討を行います。

講義プログラム①「人工光型植物工場における市場動向と企業分析」

1. 国内の市場動向

  • 植物工場シェアと市場規模(予測)
  • システム別事例
    • 家庭菜園、店舗併設企業、コンテナ型、小中規模プラント、大規模プラント
  • 各有望テーマ・作物別の最新動向
    • 作物別(レタス、ハーブ、ベビーリーフ、イチゴ、薬用植物など)
    • テーマ別(機能性野菜、藻類培養、都市型農業・グリーンビルディング、健康食品・化粧品・医薬分野、障害者雇用 など)
  • 成功事例分析
    • 規模別分析、個別黒字化事例、失敗事例から考える成功要因

 

2. 海外の市場動向

  • 日本企業における海外進出事例
  • アジア諸国 (中国、香港、台湾、韓国など)
  • 米国市場
  • 欧州市場
  • 中東市場 など

 

3. 今後のビジネスチャンス

  • 今後の技術ロードマップ
  • 高度な六次産業化
  • 日本における技術優位性と今後のビジネスチャンス

 


講義プログラム②「人工光型植物工場における収支計算」

  1. 各所要室の役割について
  2. コストウェイト解説(初期・運用コスト項目と比率の理解)
  3. 生産量と必要な面積の計算方法(レタス、ベビーリーフなど)
  4. 低コスト化のポイント(導入設備レベルの区分、海外資材、種の入手)
  5. 光源の設置と選択方法(各種光源特徴、消費電力、光強度など)
  6. 実習 EXCEL配布(持参したノートパソコンで使用可能です)
  • 「レタスとベビーリーフ栽培の収支比較」
  • 「空き工場利用・導入設備レベルごとの収支比較」
  • 「小規模での高付加価値野菜プラントの収支作成」
  • その他、LED導入シミュレーションなど合わせて行います

※ 事前の受講シートへの記載内容によって、講義内容を変更して実施する場合があります。
※ 受講人数によってはノートPCの持参をお願いする場合があります。

参加費用
  • 費用:3万円(税抜)/各講義プログラムにつき
  • 費用:5万円(税抜)/①+②セットの場合
※ 2名以上の参加の場合は、1名追加につき「1万円/各プログラム」が必要
※ 当日の現金払い・領収書発行、終了後の請求書の発行も可能です

 


講義時間

  • 3時間30分 (うち休憩15分+質疑応答も含む)/各講義プログラムにつき

※ 日時は参加者様と相談の上、決定します。講義①+②を同一日に行うことも可能です
※ 基本的には個別講義(あるいは少人数制)となります。

 


会場場所

  • 弊社の東京オフィス

※ 出張講義も可能。往復の交通費と日当2万円が別途、必要です。