イチゴ | 講義セミナー

イチゴに特化した講義セミナー
市場動向&経営戦略をグローバルな視点で解説

日本において、イチゴはトマトと並んで最も重要な園芸作物(約2,000億円)の一つであり、年間を通じて高い価格で取引されております(国内の年平均価格は約1,000円/kg)。

イチゴは、ビタミンC・アントシアニン・ポリフェノールなどが含まれており、その機能性も評価され、世界でも人気のある作物です。

日本のイチゴについて、品質(食味や外観)や品種改良技術は世界でもトップクラスといえます。その証拠に東南アジアでは、多くの日本品種が栽培されており、海外でも日本のイチゴが高額で取引されています。

施設栽培から植物工場まで
経営戦略のない新規参入や研究開発が行われている

「イチゴにはビジネスチャンスがある」と感じ、大規模な施設栽培による観光農園や植物工場による周年生産の実現を視野に入れる企業も多いようです。

特に近年では、人工光型・植物工場によるイチゴ栽培の研究開発を行う企業が増えていますが、短絡的に儲かると考えてスタートしている ”経営戦略のない” 企業の多くは失敗に終わる可能性が高いと思われます。

例えば、以下のような質問について明確な回答ができますか?

イチゴの市場動向・経営戦略について
  • 国内のイチゴの栽培面積・消費量などの市場動向や今後の予測は?
  • 各栽培方式における一般的な収量や設備投資額、卸値はどのくらい?
  • 人工光型植物工場イチゴの生産コストは?現状の技術レベルは?
  • 海外における栽培面積・消費量の動向は?今後、チャンスのある国・エリアは?
  • 海外へイチゴを輸出する際の注意点は?主要各国の取引価格や消費者の好みは?
  • 海外で現地生産するために必要な準備や成功ポイントは?



そこで弊社では、グローバルな視点で、市場規模・設備投資額・収量・取引価格など具体的なデータ・数字をもとに経営戦略を考え、失敗しないビジネス展開や研究開発を行うための講義セミナーを行っております。


 
申込方法
弊社事務局( info[@]innoplex.org )、または お問合せフォームより、氏名、連絡先、所属企業、参加人数、希望日時(できれば複数候補日)について、ご連絡下さいませ。日程調整の上、折り返し、ご連絡させて頂きます。

イチゴの市場動向・経営戦略プログラム

国内外における施設園芸・イチゴ栽培に関するマクロデータや各栽培方式における収支データ等を提示しながら、国内ビジネスに関する現状把握と今後の市場動向について解説します。

また、海外市場への進出を検討する際、国・エリア/品種/栽培方法の選定、具体的な事業モデルを検討するため、ケース事例を示しながら分かりやすく解説します。
1. イチゴの基礎知識
・特徴(品質)、栄養価、品種(一季成り、四季成り、種子繁殖型)

2. マクロデータと市場動向(国内市場)
・作付面積/生産量/収量の推移
・品種の国内シェア
・月次の市場取引量/価格情報(とちおとめ・あまおう)
・夏秋シーズン(四季成りイチゴ)の国内生産動向と海外からの輸入状況

3. 収支分析
・各栽培方式における設備投資額、収量、卸値、収支モデル
・ビジネスモデル別のケーススタディ
(施設栽培による観光農園、直売所販売モデル、大規模な生産・販売モデル)

4. 技術動向
・完全人工光型のイチゴ植物工場の技術動向
・新技術による収量改善(環境制御、ICT、ロボット、DNAマーカーなど)
・海外における技術動向

5. マクロデータと市場動向(海外市場)
・世界のイチゴ生産量と主要生産国の変遷
・主要各国における栽培方式と収量
・米国市場について(市場規模、生産プレイヤーなど)
・海外におけるケーススタディ&事例分析
 - 日本からの輸出ビジネス
 - 東南アジアにおけるイチゴの市場動向
 - 海外現地生産(インド・マレーシア等)における注意点

※ 事前の希望により、講義内容を若干、変更して実施する場合があります。
参加費用
  • 費用:3万円(税抜)/1名
※ 2名以上の参加の場合は、1名追加につき「1万円」が必要
※ 当日の現金払い・領収書発行、終了後の請求書の発行も可能です
 


 
講義時間
  • 3時間30分 (うち休憩15分+質疑応答も含む)
※ 日時は参加者様と相談の上、決定いたします。
※ 基本的には個別講義(あるいは少人数制)となります。
 


 
会場場所
  • 弊社の東京オフィス
※ 出張講義も可能。その際には往復の交通費と日当2万円が別途、必要となります。